今回の記事は、ある会社のWEBライターの採用試験で出題された課題です。
記事の内容が良ければ、合否にかかわらず買取いたしますと言われましたが
買取されなかったため、著作権は移っていないので公開します。
会社名を非公開にしているので問題はないかと思います。
営業の仕事に関わらずこんな経験は無いだろうか?
“自分のスマートフォンがあるのに、会社からもスマートフォンを支給された。”
“2台持ちは持ち歩くには不便だし、休みの日も持ち歩かないといけない。”
“イヤだな・・・”
営業時代、私も同じ経験をした。
しかも最近のスマートフォンは大画面で、2台持ち歩くのはハッキリ言って邪魔だ。
という事で、スマートフォン好きの筆者が個人用のスマートフォンと会社から支給されたスマートフォンの2台持たずに1台で済ませる方法を紹介しよう。
【SIMを2つ搭載できるDSDS機能とは?】
スマートフォンの機能のうちDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)やDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)という機能を聞いたことはあるだろうか?
こちらの機能は、1台のスマートフォンに会社用のスマートフォンのSIMと個人で契約しているプライベート用のスマートフォンの2種類のSIMを挿入することにより、1台のスマートフォンで会社とプライベートの両方の着信や発信ができるようになる便利な機能だ。
【デュアルSIM機能の前提条件】
デュアルSIM機能の前提条件として、
AndroidスマートフォンでデュアルSIM機能に対応している事。
厳密に言えはiPhoneでも対応しているが、デュアルSIMの機能を使うには注意が必要である。
注意というのは、海外で販売されているiPhoneを手に入れる必要がある。
もしくは、海外で販売されているiPhoneではなく日本で販売されているiPhoneでデュアルSIMの機能を使うためには、eSIMと呼ばれる仕組みを採用されているため、物理的にSIMを入れる事ができないなどデュアルSIMへのハードルが高い。
では、デュアルSIM機能について説明をしよう。
1台のスマートフォンに2枚のSIMを挿入する事で、どちらのSIMに紐づく電話番号に着信があっても電話を受けることが可能だ。
ただし、注意すべく点としては、片方のSIMで通話を行っている最中は、もう片方のSIMカードで通信することが出来ない。
これはどういう事かと言うと、電話をしながらネットで調べる事ができないと言う事だ。
こんな状況は経験ないだろうか?
知人と電話中に待ち合わせで特定の場所を指定され、電話をスピーカーにして、Googleなどでネット検索する。
こういった使い方ができない。
また、考えれば当然のことだが、2つのSIMで同時に通話することが出来ない。
以上の条件を踏まえた上で、細かい違いを見ていこう。
【DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)】
4Gを使用できるのはどちらか一方のSIMのみで、もう片方は3Gとなる。
要するに、会社用のSIMかプライベート用のSIMどちらか一方が3G回線となるため電話がつながりにくくなったりネットが遅くなったりするわけだ。
まあ、あえて会社用のSIMを3G回線にして電話を繋がりにくくするというテクニックがあるのは内緒だが。
【DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)】
DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)との違いは、仕事用のSIMとプライベート用のSIMの両方が4Gで使用可能だ。
4G回線の為どこにいても、会社からの電話とプライベートの電話どちらも途切れる事がなく快適に使用する事ができる。
ここまでの話は既に4年ほど前からある仕組みの話だ。
4年前の私がこのDSDV(【DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)】)で会社用のSIMとプライベート用のSIMを1台のスマホに入れて使っていた。
2台持ち歩く事がなかった為とても身軽だった。

※筆者が使っていたDSDV機能を持つandroidスマートフォン ファーウェイP20

SIMを2枚挿入できるようなアダプターとなっている。
そして時代は変わり現在は、DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)と呼ばれる新機能がある。
【DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)とはDSDSやDSDVと比較しどの様な違いがあるのか】
これから紹介する、DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)はDSDSやDSDVと比較し大きく違う点が一つある。
それは、片方のSIMで通話しながら、もう片方のSIMでデータ通信を行うことが可能だ。
先ほどの例に例えると、
知人と電話中に待ち合わせで特定の場所を指定され、電話をスピーカーにして、Googleなどでネット検索する。
こういった使い方ができるようになった。
もちろん、両方のSIMが4Gで使用可能だ。
今回は、androidスマートフォンの1つの機能、デュアルSIMついて紹介したが、
使い方によっては、音声SIMとデータSIMに分けることで月々の支払いを抑えることも可能だ。
例えば、通話はdocomoで契約し、ネット通信は月間3,300円で900GBの『iVideo』を使うどの使いかができる。
また、androidスマートフォンはiPhoneと違い、デザインやサイズの豊富さ、
SDカードを挿入できるため内部の容量を気にしなくてもよいなどの利点があり、本体代金で選んでもiPhoneより安い機種はたくさんある。
オリンピックの時期にワンセグなどでテレビを視聴できるのもandroidスマートフォンの特徴だ。
是非、この機会にandroidスマートフォンを検討してみてはいかがだろうか?
コメント