YouTubeをやり出して、私の身の回りで動画編集の話題の話が増えました。
コロナで外出自粛のムードの中、動画投稿に関心が集まってきているのかなと思いました。
しかし、趣味で自作パソコン作る人と、動画投稿をやって見たいと関心がある方とは属性が全く違うんですよ。
自作パソコンが趣味の方はある程度、動画編集するためのスペックも理解しており、中級者向けの動画編集ソフトを使っています。
では、動画投稿に関心がある方はどんな方か。
投稿したい動画の分野がキャンプであったり、DIYであったりダイエットやメイクであったりと様々です。
では、実際に動画編集をしたいと相談をしてくれた方をモデルに解説していきます。
モデルケース紹介の前に1点だけ豆知識を。
【豆知識】動画編集をする為には、グラフィックボード(グラボ)が必要

動画を編集する為には動画を処理するための部品(パーツ)グラフィックボードというものが必要となります。
このグラフィックボードは、グラボとも呼ばれ、現在半導体不足とビットコインのマイニングの需要にて市場から枯渇し高騰化しています。
ノートパソコンには、メモリーの増設と同じ様にグラボを後からつけることはできません。
その為、グラボを搭載したデスクトップパソコンを準備するか、中古のデスクトップパソコンに、グラボを搭載するしかありません。
ビットコインにもグラフィックボードを使います。
興味がある方は、マイニングで調べて見てください。
モデルケース1 30代男性 趣味はキャンプとフットサル

相談を受けた30代後半男性です。
動画編集に関心があり、相談を受けました。
持っているパソコンはノートパソコン。
ノートパソコンは古くなくCore i7 7500U搭載。
こちらのノートパソコン、YouTube視聴やエクセル操作などどするにはとても快適なんですが、動画を編集する為のグラボが搭載されていません。
その為、動画を編集する為には向きません。
モデルケース2 20代女性 スマホのライブ配信からYouTuberを目指す

次は20代女性です。
普段からスマートフォンでツイキャスをしていて、次はYouTubeの動画投稿をしたいとの事でした。
現在使っているパソコンは、ノートパソコンで10インチの軽量モデルで、パソコンの性能を決めるCPUは、Atomというモデルです。
ネットサーフィンには向いていますが、動画編集はできません。
動画編集ソフトから必要な性能を理解する。
以前、動画変数ソフトの紹介の記事です。

こちらの記事で紹介した、Filmora Xです。
とてもオシャレなテロップなどのオプションが揃ってますので、オシャレな動画を簡単に作りたい方にはオススメです!
こちらのページでどのくらいの性能が必要か見ていきます。
ページより抜粋

以下の内容を分かりやすく説明します。
- CPU: Intel i3以上のマルチコアプロセッサ、2GHzまたはそれ以上。
(HDおよび4KビデオにはIntel第6世代以降のCPUを推奨)。 - GPU: Intel HD グラフィックス5000またはそれ以上;NVIDIA GeForce GTX 700 またはそれ以上;AMD Radeon R5またはそれ以上。2 GB vRAM(HDまたは4K動画の場合は、4GB以上が必要)。
- メモリ: 実際使用可能のメモリ最小限4GB(HD または 4K動画の場合は、8GB以上が必要)。
CPUについて

画像の解像度がありますが、基本的にフルHDのサイズで編集することを前提とします。
ここでいきなり専門用語が出てきます。
※HD及び4KビデオにはIntel第6世代以降のCPUを推奨。
さらにIntel i3以上のマルチコアプロセッサ、2Ghzまたはそれ以上。
初めての方はこれだけで何だろうとなりますが、簡単に説明するとIntel第6世代のCore i3ということです。
マルチコアプロセッサとは、簡単に説明するとパソコンの中で電卓を持って計算をしている人が、2人以上いるという意味です。
こちらのページの例えが分かりやすいです。参考にどうぞ。

推奨では、2コア4スレッド以上となっております。
Core i5以上なら問題ないです。
性能的は第6世代のCore i3 6100より第2世代のCore i5 2500の方が性能が高いので、第2世代のCore i5を選択すれば大丈夫。さらに安心して編集できる性能が高いものも併せてご紹介。
と言っても分かりにくいと思いますので、フリマアプリや中古市場に多いナンバリングを紹介すると・・・
■第2世代
i5 2500, i5 2500K, i7 2600, i7 2600K(安心)
■第3世代
i5 3570K, i7 3770,(安心) i7 3770K, (安心)i7 3770S(安心)
■第4世代
i5 4570, i7 4770, (安心)i7 4790, (安心)i7 4790K(心強い)
■第6世代からは何を選んでも大丈夫。
メモリーについて

先にメモリーのお話をします。
メモリーの推奨に関しては、最小限4GB(フルHD以上の場合は8GB以上が必要と書いてあります。
メモリーは一時的なデータを保存するものです。コピーした時の文書やファイル画像など。
Windows10のOSを起動して動かすだけでも、4GB程度使います。
なので、推奨は4GB以上になっていても、OSを動かすだけでも使うので4GBだと動作はしますが遅くなります。
メモリーは、8GB以上。または、余裕を持って16GB以上を探しましょう。
メモリーは後から増設することもできますが、こちらの記事を読まれる方は初めから16GB搭載のパソコンをお勧めします。
GPU グラフィックボード(グラボ)について

動画編集の命となるパーツグラフィックボードこの性能で、動画を編集した後書き出しと呼ばれるファイルを作る時間に大きく影響します。
推奨を抜粋すると、GPU(グラフィックボード): Intel HD グラフィックス5000またはそれ以上;NVIDIA GeForce GTX 700 またはそれ以上;AMD Radeon R5またはそれ以上。2 GB vRAM(HDまたは4K動画の場合は、4GB以上が必要)。
と書いてますが、分かりにくいので簡単に説明します。
Intel HD グラフィックス5000またはそれ以上
この文言については、グラフィックボードを搭載しなくてもいいです。という文言です。
性能がかなり低いので、フルHDの動画は無理かもしくは非常に動作が遅くなると考えられます。
NVIDIA GeForce GTX 700 またはそれ以上
こちらの文言については、NVIDIAというメーカーの7世代以上のグラフィックボードと書いてます。
GTX700といっても、ラインナップが沢山あるためこの表現では曖昧です。
この700シリーズと呼ばれるグラフィックボードはそこそこ性能が良く、ファイナルファンタジーなどある程度のゲームを標準品質でゲームできる性能があります。
GT710(省く)
ラインナップとしては、
GTX750 GTX750Ti GTX760 GTX770 GTX770Ti GTX780 GTX780Ti
と豊富なラインナップです。
説明の最後にこんな文言があります。
2 GB vRAM(HDまたは4K動画の場合は、4GB以上が必要)。
これは、グラフィックボードに搭載されているメモリーです。
2GBや4GBは過剰性能です。
先ほど紹介した男性のモデルケースですが、
コチラのパソコンで動画編集をしています。
コチラの動画編集のパソコンのグラフィックボードは、1GB未満です。
しかし、ソフトが落ちる事なく編集しています。
推奨スペック700シリーズ最高のGTX780Tiですらメモリー3GBです。
この700シリーズの後の900シリーズのミドルモデルGTX960ですら2GBモデルです。(4GBモデルも少しありますが)
グラフィックボードのメモリーは、1GBモデルで十分ですが、4GB以上のモデルを探すと半導体不足もありグラフィックボードだけで30,000円前後します。
ストレージについて

ストレージとは、記憶するものです。
HDDやSSDで、
中古のパソコンを買うにしてもコチラは新品のものを選びましょう。
OSが入っているCドライブには、500GB以上のSSD(フラッシュメモリみたいなもので、読み込みが早い)
作った動画を保存する事に向いているHDDは、
1TB以上をお勧めします。
いずれは、YouTubeでグラフィックボードの違いによる編集動作をYouTubeにアップしたいと思います。
比較的安価で中古の市場が多い、GTX550Ti、GTX650Ti、GTX750Ti、GTX760
この辺りのモデルで比較したいと思います。
動画編集パソコンに興味がある方はどうぞご遠慮無く、お問合せください。
予算に合わせて製作することも可能です。
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