34年前(1987年)にミサワホームによって宅地開発された地区に住んでいます。800棟ほどの宅地開発地区。
その為周りの家は90%以上ミサワホームです。
30年前の状況を振り返り、これから建て替えやリフォームするのにお役に立てるかなと思い記事を書きました。
ちなみに他人の家を写真に取りWEBに載せることは法律上問題ありません。
家は建物として認識されて、建物は街の風景として認識される為です。
表札を隠す事により、個人情報では無くなり風景を載せているのと同じ意味となります。
そもそも、家がWEBに載せられないとGoogleストリートビューは違反になりますよね?
それでは参りましょう。
1982年発表 ミサワホームOIII型

34年前に宅地開発された中で1番古いモデルの家です。宅地整備をされて同時期に注文住宅で建設されたので、これから紹介する新しいモデルと古いモデルが混在していたことがわかります。
1割くらいはコチラのモデルで注文している様です。古いモデルの為当時1番コストが安いと考えられます。
棟数は80棟くらいです。
ミサワホームOIII型の後継。コチラはモデル名が見つかりません。

コチラのモデルが1番多く、7割くらいはコチラのモデルです。私の実家もこのモデルです。
棟数は550棟くらい。棟数が多い事から、こちらのモデルがスタンダードだったと考えられます。
ちなみに、隣に見えている家は後でご紹介します、ミサワセラミックホームの最上位モデルです。屋上庭園があります。
次はモデル名が見つかりませんが、当時のミサワホームの高価格モデルです。
他のO型と比べ建物自体が大きい為、角地にしか立っておりません。(角地だと建ぺい率が10%緩和される為10%大きな家が建てれます。)

コチラは私の家ですが、同じモデルは4件しか立っておりません。
また、同じモデルで32畳(約16坪弱)間取りを削った家は別に3件ほどあります。
次に、ミサワセラミックホームです。

コチラがスタンダードなミサワセラミックホームです。
間取りを少し削ってコンパクトなモデルもありますが、こちらのミサワセラミックホームが2割くらいです。棟数にすると150棟くらいです。
奥に、2番目に紹介したO型のハウスがあります。
次に屋上庭園がある、ミサワセラミックホームです。

こちらの屋上庭園があるミサワセラミックホームは5棟立っています。
その内、1棟は夜逃げしたかの様風貌が漂う空き家になっています。車も車検が切れたまま置きっぱなしです。
別の地区にも夜逃げした様な空き家があります。
残りは、建替して新築が立っていたり、土地だけ購入して別のメーカーで建てた家があります。
これがハウスメーカーの宅地開発の現状です。
同じ時期に同時に800棟以上立っていますので、リフォーム時期も同時期です。
引き渡しから1度もリフォームしていない家、築15年くらいで1度塗装した家、築30年程で2回目の塗装をした家様々ですが、1度も外壁塗装をしていない家の壁は凄く痛んでいます。

元々白い外壁だったと思いますが、凄く黒ずんでいます。その他、30年間ノーメンテナンスだと屋根の軒先に取りつけてある軒樋が錆だらけになり、変形したりめくれていたりします。


ミサワセラミックホームなどサイディング外壁の家は外壁の劣化が目立ちにくいので、ノーメンテナンスの家が多いと感じます。
軒樋が錆だらけのこちらの家もミサワセラミックホームで、外壁がサイディングなのでそれほど劣化している様には見えませんが、家自体はかなり痛んでると思います。
しかし、考えてみると34年前に宅地開発されたエリアですが、注文住宅を考える際子供が産まれたタイミングや保育園くらいの子供がいる状態で考えるかと思います。
例えば子供が1歳の時注文住宅を建てると、外壁塗装の時期の15年後は子供は16歳になっています。
中学生で1番お金がかかる時期です。
子供が2人3人となると、20年後は大学生でまだまだ学費にお金がかかります。
24年経ってようやく1人目が大学卒業。
30年手前で子供3人大学卒業でしょうか?
となると、30年間はあまり家にお金がかけられないと思います。
私達夫婦も今回塗装するのは、子供が学生を卒業するまで家にお金がかけられないことを見越して、今のうちにやっておこうと考えたからです。
この時期を逃すと、多分22-23年くらいは家にお金がかけられないと思います。
となると、かなり心配かなと。
擁壁もモルタルが剥がれてボロボロですので、この状態で20年も住みたくないのもありますし笑
ということで、屋根、壁、擁壁のリフォーム塗装契約しました。
こちらの記事をどうぞ。


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